干支
eto
暦を表すための符号である、干支(かんし)。本来、10種類の干と、十二支との組み合わせでできています。干支花では、干支を使った占星術である算命学をベースとした干支読みという技術で、宿命分析を行っています。
干支にはさまざまな人類の経験と情報がつまっています。まるでDNAのように、干支にその記憶が刻まれているといっても過言ではありません。一つ一つの干や支が、性質を含有している。その集まりが、あなたという一人の人間の個性を形作っています。そして宇宙にある、命の源とのつながりでもあるのです。
干支はその人を、風景にしたり、音にしたり、文字にして、物語ってくれます。そうして自己を知ることにより、自分の人生の花の種類を知ったり、咲かせ方や散り方を考えることができます。命(めい)を知る、ツールとなるのが干支なのです。
心地よい人生
the good life
花の一生は、種が土に舞い降りて、発芽して、葉をつけ、花を咲かせる。そこで終わりではない。花を咲かせたあと、花弁が落ち、実がなる。やがて芯だけになったところに種ができる。その種を風や鳥に運んでもらい、そして自分は朽ちてゆく。そこでもまだ、終わりではない。朽ちた花は土に還り、養分と化し、何かを支える。風や鳥が運んだ種は、経験の記録をもち、それを参考にあらたな花の一生がまたどこかで始まる。
私たちの一生も、花と同じ。自然の循環の一部であり、人類の経験のプロセスに在る。私たちの一生は、自分のためにあり、他のためにあり、自然のためにあり、星や宇宙のためにある。
心地よい人生とは、自分の心が自他への愛に満ちていること。これでいいという自己肯定感と、自分はできている、役に立っている、この地球のエネルギーを支えているという自己効力感に満ち、安心と安定を感じられていること。またはそう在ることができると、自分を信じていられること。そう在ろうと、希望を持ち続けていられること。その上で社会とつながりを保ちつづけていられること、ではないだろうか。
リトルプレイス
a little place
リトルプレイスは、誰の手も及ばない、愛に満たされた自分だけのお気に入りの場所。
そこは、誰にも傷つけられない場所
そこは、安全な場所
そこは、勇気のわく場所
そこは、愛に満ちた場所
そこは、のびのびと自分が力を発揮できる場所
そこは、ワクワクする場所
そこは、いつでも自分が整う場所
そこは、私の居場所
そこは、ほんの小さなところ
ひとりひとりが、心の中に、この地球上にそんな自分のリトルプレイスをいくつかもっていて、そこをもっとよく、快適にしようとすることで、社会全体に安心が広がるはず。
そのためにも、自分がどう生きたいか、どういう環境なら安心できるのか、心の声に注意深く耳を傾けて暮らすことが大切だなと思っています。
干支花は、とても小さなユニットです。ここは私たちのリトルプレイスでもあります。だから私たちもここを大切にし、あなたのリトルプレイスも大切にしたいと考えています。
なぜ、女性なのか
「元始、女性は太陽であった。」
平塚らいてうが、かつてそう書いたように、女性には、もともと太陽のような底力が備わっていると思っています。
その場を明るくし、和ませ、情報を共有する、本来は争いごとをきらい、破壊ではない解決方法を編み出す、そして、そこはかとない強さをもつ。
女性のもつ、平面・現実・平等・無条件の愛思考は、これからの時代においても、女性たちのセンスは、引き続き影響を与えうる存在だと思います。
また、女性は子育てを通じて、信念の土台を作る役目を担う機会が男性よりも多いこと、平均寿命が男性よりも長いというところにも、着目をしました。